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ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

「はたらく細胞」

  金曜日。今週も、皆様、お仕事&家事、育児お疲れ様です。兼業主腐も専業主腐の方も、夏休みあと1週間ですよーーーラストスパート。頑張って働きましょう。

 

 てことで、今日は、体の中で働く細胞を擬人化した漫画『はたらく細胞』の感想いってみたいと思います。

はたらく細胞(1)

はたらく細胞(1)

 

 

肺炎球菌! スギ花粉症! インフルエンザ! すり傷! 次々とこの世界(体)を襲う脅威。その時、体の中ではどんな攻防が繰り広げられているのか!? 白血球、赤血球、血小板、B細胞、T細胞…etc.彼らは働く、24時間365日休みなく! 連載初回から大反響を呼んだ「細胞擬人化漫画」、待望の第1巻登場!

 

   擬人化作品も増えたな~と、思っていたら、ついに「細胞」まで擬人化されましたよ、奥さん。そして、主に血管内にいる細胞の働きを、漫画として読ませてくれます。細菌、ウイルス、花粉などに対して、どの細胞がどんな働きをしているか、漫画で読むと分かりやすくていいですね。

 しかも、白血球がカッコいいだと!キラーT細胞&ヘルパーT細胞もおススメです(もろ、私好みの外見)。白血球といえば、いつも目にするのは、戦った後の死骸の「膿」なので、彼らがカッコいいとなると、私の職場での「膿」に対する接し方も今後違ってくるかもしれませんよw(今までバッチい扱いしてごめんよー)。

 まあ、細かいツッコミを入れると、白血球とは=顆粒球+リンパ球+単球等々の総合名称なので、この場合の白血球君は、正しくは好中球君だと思うんですけどね(医学的に)。

  動物の体には、沢山の働きをする細胞がいて、今回描かれてる免疫系の細胞は、動物の自己治癒能力に欠かせない細胞たちです。風邪などのウイルス疾患は、薬が治してるんじゃないんです、自分の免疫が治してくれてる。風邪ひいたから風邪薬・・って言うのはほとんど必要なくて、体を休めて、自分の中の「働く細胞」達が働きやすい環境を作ってあげるだけで回復してくるってこと、現代人は忘れがちだなって思います。それだけ、みんなゆっくり休める環境がなくて、忙しいんだよな。

 

 今度、風邪ひいたら、布団に寝て、彼らの姿を思い出しつつ「白血球ガンバレー、T細胞ガンバレー」と応援することにしよう。なかなか治らなかったら「お前ら、いちゃついてないで、ちゃんと仕事しろ!」と自分の体の細胞に怒ってみたりして。

 

 まだ一巻しか発売されてないけれど、今後の展開が楽しみ。

 

 免疫系の疾患だと、今度は自己免疫疾患とかも出てくるかな。動物の免疫系は複雑にできていて、医学に素人の患者さんに、免疫疾患(=関節リウマチとか、全身性エリテマトーデス)を説明するのは難しいので漫画で理解深めれればいいなと。「自分を助けるはずの免疫が、自分を攻撃する病気です」って言われてもわからないですよね。こういうの漫画で表現するとなるとどうなるのかなとか。

 あと、今回は擦り傷の話、今度は骨折バージョンもいいかも。骨折すると、まず赤血球や血小板が血の塊作って、それから破骨細胞(傷んだ骨を溶かす細胞)が骨吸収して、そのあとに骨芽細胞(骨を作る細胞)が骨形成してっていう一連の流れも、トンネル工事みたいで描きやすいんじゃないかなって思ったり。

 好塩基球の活躍も見たいから、寄生虫疾患も出て欲しい。サナダ虫とか、アニサキスのあたり、絵的には怪獣化しやすそうだよ。

 その細胞たちがどんな姿で描かれるかも期待しちゃいますね。

 

 そんなこんなで、「はたらく細胞」落書き。

 最近デジタル諦めて、コピー用紙にペン持って落書きしてます。白血球さんの頭のレセプターが個人的に萌えポイントです。

 

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 「はたらく細胞」があるなら、そろそろ臓器擬人化漫画も出ないかなあ。

 いつも静かに耐え忍んで、黙々と働いているけれど、一度キレたら怖い肝臓さんとか。毎日毎日、ゆったりしたクラシック音楽で規則正しく動いているけど、ついヘビメタに心奪われて、早いビートを刻んでしまう心臓さんとか。いつも出すのが仕事なのに、たまに入ってくるやつがいてなんだよ!と思っている肛門さんとか(←コラw)。。。。

 どうです?臓器擬人化も面白そうじゃないですか?