ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

「まどか26歳、研修医やってます!」

  mii3●歳、(ヲタクでママだけど)●●外科医やってます!』

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  すいません、ちょっと言ってみたかっただけですw さて、私は「何」外科医でしょうか・・・一応秘密です。そろそろバレてる?

 (40手前とばれてるのに、年齢隠さなくてもいいじゃないかと思いつつも、そこは一応乙女の恥じらいというか、もごもご。。。)

 

 て、最初から何してんだ私。

 

 気を取りなおりして、今日は、こちらの本の感想を書きたいと思います。

 

  腐女医さーたり先生のブログで紹介されていて、さーたり先生も「Q&A」で参加されていると聞き、早速購入して読んでみました。

 

  著者の水谷緑さんのサイトで、内容が少し試し読みできますよ。描かれた方は医療従事者ではないそうです。でも、リアリティすごいです。よく取材されてるなあ。

 研修医・・・懐かしい響き、、、もはやそれから10数年の時がたってることは、聞かないでください。ほら、いつでも研修医時代の気持ちを忘れずにです。

 主人公のまどか先生は、外科系の研修医。最終的には、女医のすごーく少ないマイナー外科系の専門科を選択されるのです(何科を選択したかはネタバレになるので、略)。その選択の過程が、もう「これは自分か!」ってくらい、当時の気持ちを思い出させてくれまして。

 私も外科系志望で、とにかく手術ができる診療科で、老若男女すべての年代をカバーし、初期の診断から手術治療まで、すべてが一貫してできるという理由で、今のマイナー系外科を選択しましたので。

 まどか先生と違うのは、まどか先生は卒後2年間の研修が義務の時代。専門を決めるのは卒後二年たってから(ストレートだと24歳卒業だから、26歳が専門科を選択する歳に)。私の時代は、まだストレート研修時代でしたから、卒業時に入る科を選択してました。ああ、懐かしき奴隷研修医の日々。

 毎日、毎日、教科書とカルテと手術手技書とにらめっこし、患者さんとは診療に関係ないことまで話し込み、手術いつさせてもらえるかな、早くやりたいなあ、急患来た!手術させてもらえるかも、そら、走れ~ってやってました。医局の椅子に糸結びの練習とか定番。夜中は出前か吉牛とか。家でご飯作って食べたっけ?記憶なし・・・。

 

 夜は、上司に誘われ飲んで、カラオケ行って、また朝になったらカンファレンスに出て。大変だったけど、さーたり先生がブログで言われているように、仕事だけに専念できて今思えば楽しい時代でした。

 

 試し読みの最初のページなんてね、アラフォーになってもまだ患者さんに、「そこの看護師さーん、ちょっと」とか「主治医が全然顔見世に来ないんだけど(行ってるのに、主治医と認識されてない)」とかありますよ。つまり、医者と思われてない。

隣の患者さんが、「あれは、先生だよ」とか、教えてあげてたりしてて気まずくなることも。

 

 そして、「女医の恋愛事情」にも触れてありました。今の35歳以下の世代は、3人に1人が女医さんです。女医はほんと珍しくない。(以下、日本医師会の資料より拝借)。

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 何とか研修医のうちに相手を見つけるか、専門医をとってからにするか、悩みは尽きないようです。そして、1/3の女医が結婚継続して、1/3が離婚して、1/3が未婚という数字も・・・これ、結構リアルかもねと思いました。ただ、離婚して再婚する女医さんも結構います。一回目の結婚は相手が男性医師で、二回目の結婚は医療従事者以外とかが、私が今まで知ってる女医さんの中では多いかな。

 

 また、科によって女医さんの割合にかなり差がありますよ。女医が沢山の科と少ない科。

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 皮膚科や眼科に女医さんが多いのは、やはり子育て等のワークライフバランスを考えてのことが多いようです。小児科、産婦人科は割とハードですが、女性が興味がわきやすい科でしょうね。ワースト3は、外科、整形外科、泌尿器科。やっぱりか!

 

 て、今日は真面目に、今の女医事情も調べてみましたよ。

 

 漫画の中で、女医さんが自分をナースと偽って合コンに参加するお話がありまして。。。これ、私も一回だけやったことあります。イケイケ肉食系の先輩女医さん(脳外科医)に、「私、合コンとか一度もやったことないです」と言ったら、連れてってくれて。合コンしたのは人生でこの一回だけですね。何の実りもなかったけどさ。

 花の女子大生・・・なんて、医学部女子には無縁ですよお(私だけ?腐活動に明け暮れてたから?)。華やかな私立系医大とかはまた別だったりする?

 

 まあ、そんな私でもこうやって、子持ち女医になれているから、人生何があるのかわからないものです。だって、一生独り身でバリバリ働く気満々だったんです、当時の自分。2次元の男子とは戯れても、3次元の男子とは友達以上はなかったしなあ。

 

 女医の生態を垣間みてみたい、という方は是非読んでくさいね~お勧めです。あと、働く女子や、これから医学部を目指すぞ!っていう中高生女子にも読んでほしいな。大変、大変言ってるけど、医者の仕事は面白いし、やりがいあるし、女性の活躍の場も多いですよ。

さーたり先生のQ&Aも、壮絶な研修医時代の様子が語ってあって必見です!!