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ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

ドラマ「コウノドリ」第6話感想

コウノドリ

 

 12巻発売と同時に、今日はドラマ「コウノドリ」第6話でした。

 見逃した方はこちらから↓。11月27日までです。

 

 第6話は「最後のチャンス」、高齢出産、不妊治療のお話でした。卵子の老化で、高齢になればなるほど妊娠しにくくなるのは知っていても、誰もが若いうちに妊娠出産できるわけじゃない。妊娠するにも「女性にはタイムリミット」がある・・・高齢で流産、不妊治療経験者の自分としては、他人事とは思えないお話でした。

 

 下屋先生&新井先生が、言いたいこときっぱり言ってくれてましたね!。

 あ~すっきり。

 他の職業でもそうでしょうが、女性医師は、ストレートで大学卒業しても24歳、研修医終われば26歳、そこから専門科の研修をして、〇〇専門医ってなれるのは、たいてい30歳を超えてから。30歳なんて、あっという間にやってきます。 

 女性医師は一般の女性よりわかってるんですよ、高齢になると卵子が老化して妊娠しにくくなることも、出産時リスクが上がることも。産科の授業で習いますから。

 それなのに、まわりみてると晩婚、高齢出産がほんと多い。

「知ってるから、じゃ、早く産もう」って、そんなに簡単な事じゃないですよね。

相手のいることだし、夢中で仕事してたら時間なんて気が付かないうちに過ぎていく。

 手に職がある「女医」でも、産休後の常勤復帰は家族のサポートがないとなかなか難しい。他の職業の女性よりは復帰率は高いと思う女医ですらこのありさま。

 

「産みたい時に子供を産めるのが女性の権利」とはいえ、「社会がそれをサポートしているか?」と言ったら、まだまだ「否」だと思います。

 

 

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 それにしても、下屋先生の興奮ぶり、原作通りでしたね~。相手が早く見つかりますように。新井先生は彼氏とうまくいって欲しいな。「失言」にツッコまれてたじたじの加瀬先生。加瀬先生の食べてたアイスは抹茶アイスでした。

 

 そして、女性だけでなく「男性の育児」に関しての社会のサポートはもっと少ないですよね。2話で登場したメイちゃん(可愛かったーー!)の育児にシングルファーザーで頑張る永井さん。永井さんの会社の上司は、結構育児に理解あって、永井さんに無理させないようにって思って気遣ってる。それを、永井さん自身は「子供がいても今まで通りの仕事をやっていきたいって」頑張りすぎてるように見えました。「育児と家事100%」「仕事も100%」なんて、ひとりでは無理ですって。ワーキングマザーは、そこをどこかで折り合いつけてますよね。

 「赤ちゃんと二人きり、家にいる間に同期に先をこされてく…社会から取り残されてる感」・・・・そこそこ仕事してる女性なら誰でも思う感情でしょう。

 今メス置いたら、もう手術できなくなるかも。。。って私も思いましたから。

 でも、多分大丈夫じゃないかな。何とかなりますって。子育ては今だけ、仕事はまだまだ先が長い。どっかで挽回のチャンスがあるはず、て自分に言い聞かせてます、私。

 

  「この仕事が終わったら・・・妊娠考える」なんて悠長なこと言ってたら、ほんと次いつ妊娠できるかわかりません(四宮先生も言ってましたよね)。「出来たら産むー」くらいで考えないと。いつ妊娠、出産すれば仕事との折り合いがいいのかなんて考えて、先延ばしにしてたらどんどん妊娠できなくなるから。あー過去の自分に言ってやりたいよ、もう!!

 

 サクラ先生が「父親か・・」って父親のコトを考えてるところ、今後この話が広がっていくのかどうかが気になりました。ドラマ版コウノドリでは永井さんがかなり重要人物らしいのです。妊娠、出産の主役は女性とはいえ、育児は夫婦でするもの「出産はゴールではなく、スタート」ホントにその通りだと思います。その役割の半分である「父親」。永井さんを通して「父親」についても語られていくのでしょうか。

 

 と、大筋の感想はこんな感じで、以下は気になったところを。

 

 不妊治療外来・・・すごい行列でしたね。確かに、不妊の人は多いです。不妊専門ってだけで開業できるくらいに。妊娠した人の6組みに1組みは何らかの治療を受けている。外来で待ってる女性の手帳のスケジュール表すごかったですね。「排卵日」に合わせて薬や、場合によっては自己注射で治療しないといけないから、不妊治療は仕事している女性にはきついです。 私が不妊治療を辞めた理由もここで、仕事が休めなくて、いいタイミングに病院に行くことができなかったのが大きい。あと、職場に「不妊治療のため休む」とも言えなかったヘタレです、私。

 カンファレンスでも言っていた、どこまで治療するのか。。というのもゴールはない気がしています(海外では助成金が出るのは〇〇歳までとか決まってるらしい)。

  

 ランニング中に指骨折しちゃう船越先生。そこに居合わせた加瀬先生の私服がかっこよかったー。加瀬先生演じる平山さんはモデルもされてますから、スタイルがいいですよね。

OCEANS 2015年12月号

OCEANS 2015年12月号

 

  ↑今月号のOCEANSの表紙飾られてます。スクラブもお似合いだし。

 

 そして、そして・・・・原作5巻の大好きな場面がついに来た!!

 カイザー後の出血の止まらない妊婦さんをサクラ先生と四宮先生で手術している場面で、娩出後の出血が止まらず、子宮全摘に術式を変更する場面での

 サクラサクラ!!そして諭すような優しい「サクラ・・・」(腕がしっ!)

  皆さん、「サクラ」って呼ぶだけで、手術方針決定しましたよー!!。

 いつもの見つめ愛(合い)も。

 ファーストネーム呼ぶだけで、意思疎通できてしまう産科医・・・お互い言いたいことはわかるんですね。

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 子宮を取るかとらないか、産科医にとってつらい選択の場面、3話でもありました。実力が均衡した、信頼しあった二人だからこそ、お互いの主張を受け入れられるんでしょう。手術は執刀医もですが、助手の判断も重要ですよ。

 

 小指が痛くて、輸血ポンピングできない場面での

「呼ばれてないけどジャジャジャジャーン」と、かっこよく登場する加瀬先生に

「救命は暇なんですか?」(四宮先生)

「暇じゃねえけどな、助かっただろ!」(加瀬先生)からの

「すっごく!!!!」(四宮先生とサクラ先生のハモリ)

  3回くらいリピートしましたとも、ええww・・・・。すっごく、すっごく、すっごく!滾ったw

 妊婦さんも助かって、ほんとによかった。旦那さんも生まれた子供の写真をたくさん撮ったり、ほほえましいご夫婦でした。「自分の子が一番かわいい」「親ばか」・・ま、親なんてそんなものです。私も(客観的に見たらそこまででもないだろう)娘の事、世界で一番かわいいと思ってるからね。親くらい、そう思っていいだろって。

 

 子宮摘出した女性の事、「もう子宮の役割終わったからいらない」呼ばわりする院長への、小松さんの一言も原作通りに忠実に再現。

 「じゃ、キン〇マもいらないね!!」きたよー。男性だって、高齢になると精子老化するんですよ。。。男はいつでも子供ができるって、世の男性の思い込みも変えていかなくちゃいけませんよ。不妊の半分の原因は男性側にもあると言われております。

 

 手術後、屋上で船越先生にみんなが「〇〇3か月分おごって」ってわちゃわちゃしてるところ可愛かったですね。コウノドリは、病院のスタッフみんなが連携してチーム!ってなってるところがいいところ。仲いいなあって。新しい不妊外来の婦人科の先生とも仲良さそうでしたし。

 みんなが集まってわちゃわちゃしてるのに、ひとりベンチに座ってる四宮先生がね。。。愛おしすぎた(しかも、「イチゴミルク」の缶持ってたし、ちゃっかり「ジャムパンと牛乳で」って言ってたよ)、ここ、かなり個人的感想。

 

 そして、女子会に繰り出すペルソナメンバー。ソーシャルワーカーの向井さんが、まさか3人の子持ちだったとは。驚きです。そして、安産お守りの犬(これ、TBS公式の通販サイトで買えるみたい)に食いつく角田助産師。何かありそう・・・・。

 女子会いいですねーー。ちょいちょい出てくる豚足屋さんの場面、癒しですね。

 

 さて、来週は、いよいよ「助産院」の話のようです。そして、角田助産師さん妊娠?お相手はまさか・・・あのひと?

 小松さんの過去も語られるのか、ホクロ院長出るのか。楽しみですね~。

 

 今週も長々感想書いてしまったよ。ここまで、お付き合いしていただいた方ありがとうございます。