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ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

ドラマ「コウノドリ」第7話感想

  

 毎週恒例、コウノドリドラマ感想です。

 見逃した方は以下よりどうぞ~(12月4日まで)

 今週は、原作では3巻の「自然出産と帝王切開(助産院)」編、8巻の「妊娠初期」「マタニティーブルー」編が盛り込まれた内容でした。

 特に「小松さんの過去」について詳しく触れられてましたね。小松さんのヤンキー時代ちゃんと出てきて嬉しかったなあ。

  

 

 「小松さん(助産師)VS四宮先生(産科医)」

 今回の話は、お産の安全性についての話と、医師と助産師の関係についての話が軸だったように思います。

 四宮先生の「母子ともに無事に出産を終えること、それ以上のケアなんてない」

 ホクロ院長の「あなたとおなかの赤ちゃんの命より大切なものなんてないのよ」等の言葉。

 医師も助産師も目指すゴールは一緒なんですよね。

 経腟でも、帝王切開でも、無痛分娩でもお母さんになるのにはかわりないし、産み方で赤ちゃんに対する愛情が変わることはない。どれもお産。

 

 「母子ともに無事産まれること」それだけでいいと思う。

 

 安全な出産をするために、モニターも帝王切開の技術も進歩してきた。医者は、モニターや検査結果見てるばっかりといわれますが、モニター見るのだって大事なことです。

 

 ただ、医師は忙しすぎて「一人一人の患者さんに寄り添っているか」といわれると、そうではないことも多くて。小松さんの言うこともごもっともと思うことも。

 

 看護師さん、助産師さん、その他のスタッフ、患者さんのケアという意味では、すべての職種が必要で大事な人達です。

 サクラ先生の言った「僕たち味方じゃないですか!」

  医師だけでは、医療はできない。看護師さん、そのほか沢山のスタッフに囲まれて、日々仕事している私は、みんなに 感謝、感謝です。ベテランスタッフの言うこと、あなどれませんからね~。

 

 正常分娩だと、ほとんど助産師さんがメインで、医師は最後にちらっと出てくるくらいですよ。それを見ていると、助産院でいいじゃんって思われるのも仕方ないかも。

 ただ、万が一の何かが起こった時のために、医師はいるんですよね。万一の時に対応し、判断を下すのが仕事。

 

 最終的に責任を取るのは医師・・・医師として働いていて、一番しんどいのはこの責任がのしかかってくることじゃないかと思ってます。

 

 

 

 さて、大筋の感想はこのあたりにしまして、あとは思ったことをいつものように書きますね。

 

 最初、胡散臭そうに出てきた助産院のホクロ院長、原作そっくりなビジュアルでしたよねー。(原作未読なかた、是非原作読んで比べてみてください)。すごくいい助産師さんで、名言多かったな。「医療者は臆病であれ」胸に染みます。

 

 そして、角田看護師さんのお相手は、やっぱりあの8巻に出てきたロックミュージシャンでしたか。こちらも原作そっくりw(東京03の角田さんw)。ホスピタリティあふれる看護師さんは、ダメンズを捕まえがちってほんと、看護師さんあるあるです。

 最後の歌の場面の歌詞「君は食べつわり~、僕は鼻づまり~」も、実は原作そのままです。あの歌が、ドラマで聞けるとは。原作ファンにはたまりません。

(しかも、ドラマ公式さんのサイトでは「DVD」の特典映像に1曲まるまる収録とか。。。ほんとかな?、聞きたい!)。

 

 

 ドラマ開始早々に、ベイビーの新曲きましたね。父親をイメージした曲なのでしょうか。作曲された清塚さん演じるマネージャーの滝に「たくましい感じ」と言われてて、はやく全曲聞いてみたいです。

 

 そして、怒涛の出産シーンの数々、リアルでしたね。あ~産む時、ああなる、ああなるってw。あの発狂ぶり。みんなあんなものなので、あとで冷静になって「ああ、恥ずかしい」と思っても気にしないでくださいね。医療従事者は患者さんの阿鼻叫喚には慣れておりますよ。

 

 そして、産後の赤ちゃんの「背中スイッチ!」発動、おっぱい飲んでくれない悩み。みんなが通る道か~。私、産後三日目くらいで泣いてて、その時助産師さんに助けられました。小松さんとほぼ同じようなこと言われましたよ。

 

 小松さんとソーシャルワーカーの向井さんが話してる会話の中にあった、

「旦那は新米バイトみたいなもの」

「ネットでも本でも「〇〇すべき」があふれてて、母親ひとりで頑張りすぎちゃう」

 って、脚本家さんはツイッター見てる?ってくらい、この辺の話題、最近ツイッター界隈にぎやかしてました。最近は、いろんな情報がネットで得られるから、情報に振り回されてる人も多いのではないでしょうか。

 

 ヤンキー小松さんと、お母さんの「あんたもこうやって産まれてきたんだぞ」って、親子のやり取り素敵ですよね。

 娘と一緒に「コウノドリ」ドラマを見てて、出産シーンになると「あなたもこうやって産んだんだよ」って話してます。そうすると娘は、いつも嬉しそう。自分が産まれてきた時の話が大好きみたいです。

 

 今橋先生が、「他人の子供ばかり見てて、自分の子供を見ていない」と言ってから後の、家族で川の字で寝てる様子がほほえましかったけど、切なかった。新生児科医が増えて、自分の子供をしっかり見る時間ができればいいのに。。。。

 

 角田助産師さんが、つわりでしんどそうな時、きつい四宮先生の言葉を、サクラ先生が「四宮のわかりずらいやさしさ」と言ってた場面もありまして、、四宮先生の言葉の裏の優しさを即座に感じ取るサクラ先生~~なんなの~~もう。

 「自分の気持ちですら、なかなか思い通りにいかない」もんですよねえ、うんうん(ん?これ、四宮先生に対する気持ちの事?って邪推する私w)。

 四宮先生がきつい口調で「ツンツン」したことを言っていても、常に優しげな眼で四宮先生を見てるサクラ先生を7話でもいっぱい見られました。ご馳走様です。

 そして、最後に小松さんに託す「デレ」場面。目が泳いでる四宮先生が可愛かった。なんだかんだ言いつつ、四宮先生は小松さんを信頼してますね。

 

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(ナースステーションで二人並び話しているところ。時間なく雑な絵でスイマセン)

「モニターより、信頼できる人が近くにいるってことだね」(サクラ先生)ニコッ!

「フンッ!」(四宮先生ちょっと照れくさそう)

 二人も信頼しあってますもんね~~~~~~ウンウン(これ見て、私もにっこり)

 

 さて、最後につぼみちゃんが急変の様子・・・・

 

そして、予告~~~~~!!

 

 来週は、無脳症編(2巻)と口唇口蓋裂(6巻)編ですよ!!!!!

 ああ、ついに「アハッ」がきますよ。四宮先生最大の山場です。全国の「四宮先生可愛い病」にかかった皆さま、お見逃しなく!!!