ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

ドラマ「コウノドリ」第10話感想

 ドラマもついに最終回、え?もう今日で終わっちゃうの?と一抹の寂しさを感じながら、正座して見ていました。

 

 見逃された方、最終話は、こちらから↓(12月25日、クリスマスまで視聴できます)

 1話からのすべての伏線がつながったかのような最終回でしたね。出産のリスクや、先天異常、妊娠、出産にまつわる家族の抱える色んな背景を描きつつも、出産は怖いことではなく、

「命のバトン」であり、そのものが「奇跡」なんだ、ということが凄く伝わってきました。

 

 サクラ先生の、自分が産まれたために母親は亡くなった、父親は自分をどう思っていたのか・・・と言う、『胸の中のトゲ』になっていた疑問。

 それを、永井さん父娘が解きほぐしていってくれてましたね。

 永井さんと話をしていて、泣いているサクラ先生が印象的で。たとえ、自分の事を知った父親がそう思っていないかもしれなくても、同じ立場の永井さんが「娘の誕生を喜んでいる、産まれてきてくれてありがとう」と言っていることが、サクラ先生を救ったように感じました。誰もが、自分は両親に祝福されて産まれて来たんだって信じたいものだなって。

 

 最終話で、マタハラにあう女性、育児のために重要な仕事から外されそうになるシングルファーザーの二人が出ていたことも意味がありますよね。

 昨今の、仕事やキャリアのために「妊娠・出産」を先送りにしがちなことや、「子供を持ちながら働く」ことの難しさ。子供を持ちにくい&持ちたくないと思える世の中を何とか改善して、『命のバトン』をつなぎやすい、そんな国になるといいなってメッセージが込められているのかなとも。

 その命を救う、産科医、新生児科医、その他の医師や医療スタッフの仕事ぶり、そして激務で不足していること。産科医のいない離島や僻地も日本の中にはいっぱいあります。社会面でも、医療面でも、安心して子供を産める世の中になるといいな・・・そう願わずにはいられません。

 

 ほら、どこぞの偉いおっさんが(失礼!)『産めよ増やせよ』っていうより、今日の『コウノドリ』見た方が、「ああ、赤ちゃんまた産みたいよ・・・」と思える気がしませんか?私だけ?医学生の時見てたら、単純な私は「産科医になろう!」って思ったかもしれません(今の専門科と、最後まで入局迷ってたのが「産婦人科」でしたし)。

 

 最後まで見終えて、

 

 娘に『産まれてきてくれてありがとう』

 そして、『産まれてくる命に意味のないものはない』と伝えたいなと。そんなの綺麗事だといわれても、それを信じたいなと。

 

 仕事で疲れて帰ってきて、言うこと聞かない娘にイラッとしたり、八つ当たりしたり・・そんなときは、この気持ちを思い出そう。

 

 最終回まで見て、そういう気持ちにさせてくれたドラマに感謝、感謝です。

 

 感謝の気持ちを込めてイラストを投下。

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 『コウノドリ』という作品がどこまでも羽ばたいていきますように。

 まだまだ原作は続いているから「to be continued」で締めくくり。ドラマはいったん終わったけれど、これからも『コウノドリ』応援していきたいと思います。ドラマとは少し違う原作『コウノドリ』も、是非手に取って読んでみてくださいね。

 

 

 

 と、あとは10話を見た感想を徒然に。

 

 18トリソミーのお子さんを持つ森口さんご夫婦。子供の障害をなかなか受け入れられない親の葛藤が伝わってきました。「つぼみちゃん」のお父さんと重ねる四宮先生。あの時の後悔があるからこそ、四宮先生は父親の背中を押すことができた。

 赤ちゃんの、なおと君可愛かった~。お風呂に入れてもらって「ホワッ」て顔してるとことか、手をギュっと握ってるところとか。お子さんをドラマに出演することを了承した、なおと君のご両親の勇気は凄いと思います。可愛いわが子をみて、顔がほころぶお父さん…男性は女性より、父親の実感がわいて障害を受け入れるのに時間がかかる、そういうところもよく表現されてたと思います。

 

 メイちゃんの1歳の誕生日(2話から1年もたっていたことに驚愕)に、ライブに招待したベイビー。ハッピーバスデーの演出に・・ホロり。「パパ」ってはじめて呼んだのかな?メイちゃん。子供にはじめて「パパ」「ママ」呼んでもらえた時の喜び思い出しました。1歳児の育児はかなり大変だけど、笑顔や、少しづつ出てくる言葉に癒されてたかもなー。

 (「メイちゃん」は、小栗旬さんの本当の御嬢さんだそうです。だから抱っこでも全然泣いてなかったんですね。どことなく似てらっしゃる)

 

 ケイコママと再会できたことに喜ぶ、サクラ先生と滝さん。そして、院長がサクラの後見人だったことに驚き。ライブハウスに現れた院長がオシャレでちょっと萌えましたw。ケイコママの話す、サクラの両親の過去。そうか、サクラの父親は妻子もち・・・不倫の上でできた子供だったのか(原作でもまだここは触れられてません)。

 ちょうど2週間ほど前の原作で「サクラの母の鴻鳥サチコさん」(13巻に収録されるはず)が出ていたので、この話につながるのかなと。

 桜が毎年散っては、また咲いていくように、自分の命を子供につなげて。「サクラ」って名前の由来まで知ることができました。ステキな意味ですね。

 

 ケイコママの「サクラにはピアノがあってよかった」・・・涙。ケイコママ好きだーー。

 それにしても、ベイビーの正体が結構ばれてましたね、原作と違い化粧が薄すぎるせいかな?w

 

 9巻であった「死戦期帝王切開」

 下屋先生の成長が見れた場面でした。院内で、心肺停止などが起こり、人手が足りない時かかるのが「コードブルー」。(ホントにありますから、これ)

 とりあえずこれ聞くと、医者は手が空いてたら走りますよーーー。彼女は、設備が整った病院の院内で発作が起きたのが、命を分けたと思います。普通助からない。

 救急、産科医、麻酔科医、新生児科医!チーム医療の本領が発揮されてました。まさに、奇跡的に「命を救った」現場。

 加瀬先生の『こいよ!!』で赤ちゃんが泣いて、母親の心拍が戻り『キターーー!!』。かっこよかった。、ほんと、あれは嬉しいことです。

 

 

 さてさて、10話は泣きもしたのですが、四宮先生がすっごく、すっごくデレてた回でしたね!!演じる星野さん、笑顔封印がよほどストレスだったのかw、よく笑ってました。

 

 小松さんとのやり取りが楽しくて。

「しのりんの背中も誰かがおしてくれたらいいのにね」

「はあ?」(←この「はあ」が何故か可愛いw。)

 小松さんが「心開いて、胸に飛び込んでおいで」って言っているのに、「後ろから突き飛ばされても、それはないんで」って、女性の影なしなのは「サクラ先生」だけでなく、「四宮先生」もだよ。

 森口さんご夫婦が来たと知り、笑顔を抑えきれない四宮先生。NICUの覗き魔と化す四宮先生w。それにいち早くきづいて、小松さんとのやり取りをほほえましく見るサクラ先生(←NICUの外と中の二人は、ドラマではどれだけ「見つめ愛」してのか。。。)。

 

 四宮先生、ついに小松さんに「産科医はスマイル」をされてしまいました。ええ、いつかするとはおもってましたよ、うん。

 

 下屋先生に、「四宮」名前入り牛乳を投げ渡し「わかりづらい」認め方する四宮先生を、笑って見守るサクラ先生と小松さん。なんでしょうかねー、小松さんと言う女性がいるのに、サクラ先生♡四宮先生と、それを見守る小松さんの図にしかみえないのは。

 

 意識不明の飯塚さんの意識が戻ったと聞き、ガッツポーズ&ハイタッチの四宮先生・・そして、サクラ先生と抱きあっ・・・てないかwww(いや、下屋先生がいなかったらハグしてたなあれは。。。。妄想込み)

 

 休憩室でクリスマスの出し物を決めてる場面で、もう一人の産科医福田先生とぽっちゃり助産師の真田さんの、雪だるま着ぐるみからの、向井さんのツタンカーメンwwwどっちも似合いそう。福田先生と真田さん、結構お似合いじゃない?

 

 サクラ先生にピアノ弾いてもらうことになったのを、ジャムパン食べながら聞いていて言った一言・・

『サクラはピアノ弾けるから!!!』

 四宮先生は、サクラがベイビーってことを知ってる設定ってことですよね、これ。いつ知ったんだ、どこで知ったんだ?うわー妄想はかどるからやめてええ~。

 

 クリスマス院内コンサートでサクラ先生の弾く「きよしこの夜」を、満足げに見つめて微笑む四宮先生の姿もあったり。

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(そして、その場面では、原作者の鈴ノ木先生と息子さんもいらっしゃいました。お子さんを大事そうに抱えてる姿に、お父さんだなあって。彼が産まれたから『コウノドリ』という作品ができたかと思うと、感慨深いです。息子さん、うちの娘と同い年で可愛い。)。

  

 9話の、「助けてあげたかった」のあとの屋上で、二人に何があった!と思わずにはいられませんでした、ハイ。

 

 10話、EDとともに、それぞれの仕事を頑張るペルソナメンバーと、母と赤ちゃんたち。1~10話の映像が流れ、場面場面思い出し、「ああ、これでドラマは最後なんだな」と涙しつつ、1~9話の話が全てつながった感動とともに、四宮先生のあまりあるデレに身悶えた最終話でした。

 やっぱり、サクラ先生の相手は四宮先生しかいないよね♪

 

 

 ドラマの感想はこれで最後になります。1-10話まで、拙く読みずらい感想を読んでいただいた方、コメントいただいた方ありがとうございました。産科医でも新生児科医でもない私が、「コウノドリ」の事を語っていいのか、真面目な内容のドラマなのに「サクラ先生と四宮先生」に萌えていいのか。。。毎回葛藤がありましたが、あたたかく見守ってもらえて読者さんに感謝です。

 

 ドラマ2期を期待しつつ、3月25日に発売されるドラマのブルーレイを楽しみに、仕事頑張りたいと思います。