(注;多少のネタバレ含みます。未視聴の方はご注意を)
今日は、娘と一緒に妖怪ウォッチ映画見に行ってきました。
公開されて大分経ち、娘には「いつ連れて行ってくれるの?」と毎週のように言われていて、これでやっと言われずに済むな~と。
ま、私、大抵のアニメは楽しめるから、子供向けアニメでも、一緒に連れていくのはさほど面倒くさくはないですけどもね。
近所のママ友たちにも、「子供達だけ連れていってあげようか?」(親もついていくと料金倍だから、引率の大人1人+子供複数人のが家計は助かるでしょうと)と普段から言ってるくらいです。
予告はコチラから↓
『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』予告映像
今回も、どんなお話しなのか事前情報は仕入れずに鑑賞。
タモリさんのコスプレした(でいいですよね?)ウィスパーが(これ、子供元ネタわかるのかな?親世代は分かる)『世にも奇妙な物語』風に、短いお話をつないでいってくれます。
1話目は、いきなり妖怪になっちゃうケータ君とケータ君に取りつかれた男の子ユウト君のお話。この話で、私は既にハンカチ取り出しちゃいました(相変わらずの涙もろさw)。親の気持ちになってホロリ。想いあっていても、言葉に出したり、態度に出さないと気持ちってすれ違っちゃうんだなあと。親子でも、人間関係って難しいですね。
私、若い頃はショタ属性はなかったんですけど、子供を持つ親になると、アニメに出てくる男の子(女の子も)みんな可愛く見えちゃいますね。ケータ君も、ユウト君も。
というか、中高生の出てくるスポーツ漫画のキャラクターでさえ、アラフォーから見たらすべて「ショタ」じゃない?と、最近思ってます(下手すると、それくらいの年の子供がいてもおかしくないんだもの。たとえ、心の中は永遠の20歳でもね←ずうずうしいw)
2話目は、元ジバニャンの飼い主だったエミちゃんのお話。エミちゃんを助けようと、空回りするジバニャン達のドタバタぶりが面白くて。夢は、コネやラッキーとかじゃなく、自分の力でかなえようとするエミちゃんが素敵でした(ただ、話の持っていき方に若干の強引さを感じましたが)。
3話目は、コマさん、コマじろうの里帰りのお話。二人のド天然なお母さん出てきます。二人で電車に乗るところ、銀河鉄道か、ハリーポッターのパロディかな?
娘は、お母さんが気に入ったようで、帰ってから落書きしてましたよ。
母ちゃんのおなかにくっつく、コマさん達かわゆい。よく考えると、コマ母ちゃん、トトロのパロ?
(娘の描いたコマさん一家)
4話目は、クリスマスのお話。USAぴょんとイナホちゃんがサンタに扮して、とある男の子の願いをかなえてあげます。病気の母親を心配する子供のお話(ベタな展開で大人は読めましたよね)を見ると、娘が大きくなるまでは、大きな病気や、ましてや娘をおいて死ぬとかしたくない、何とかして健康でたいといつ気持ちになります。さらに、USAぴょんとあの人の出会いの場面もあり、ちょっとだけ、うるっと(母と子の物語には涙腺が弱いのです)。
まさか、妖怪ウォッチ映画をハンカチ持ってみるとは思ってなかったよ~~~。
5話目で、1~4話で、ちょいちょい入ってた伏線がやっと回収されます。
議長ぬらりひょんの思い込みのせい(先代のエンマ大王との約束)で、人間と妖怪が関わってはいけないという命令がでて、ケータ君達人間と、ジバニャン達妖怪が離れ離れにされちゃいます。久しぶりにフユニャン登場して、ちょっと嬉しい。
命令を撤回するため、ラスボスのぬらりひょんと戦う、ジバニャン達。ぬらりひょん、登場時イケメン(しかも、CV子安さんでイケボ)なのに、戦うときのその姿は~~~w。そして、最終形態それですか。ほうほう、強そうだなあ。と、物語とは別のところで楽しんでました。
全然歯が立たなくて、、やられっぱなしのジバニャン達のところに、ケータ君とイナホちゃんがやってきて、現エンマ大王を召喚!
エンマ大王登場!・・・チート過ぎる強さで圧勝!!めでたしめでたし(←雑なあらすじ紹介でスイマセン)。
最後、タモリ扮するウィスパーの、来年の映画の紹介後の「見てくれるかな?」に
しーーーーーん「・・・・・」な映画館。そうか、今の子供達『笑っていいとも』すら知らないのかと、つい「いいともー」って言いそうになった自分の口にチャックしました。自分にとっては、そのセリフ、脊髄反射なんだけどな。
ツッコミどころもあれど、大人も割と楽しめましたこの映画。というか、私的には相当楽しみました。
その理由は以下に。(腐注意!!)
エンマ大王、小柄なのに強くて、カッコよくて・・・・・母・完全に目がハート(いけませんよ、三白眼で頭ツンツンしてて、小さいのに高性能キャラで、しかも褐色肌を私の前に出しては)。
ぬらりひょんもね、剥げたおじいさんじゃない(私の中でのぬらりひょんのお姿は、水木しげるさん絵で再生されます)なんて、大反則です。油断してたわ。
子供をこの映画に連れていった、少々腐った脳をお持ちのお母さん方、この二人に萌えませんでした?私だけか?
先代の祖父に仕えていて、その面影を抱きながら、孫にも仕えることになった、美青年ぬらりひょんと、若き王エンマ。わだかまりが解けた二人の今後を妄想せずにはおられません。
EDのイラストで、エンマ大王と一緒に仕事してるぬらりひょんみて、きっとこんな関係じゃないかと妄想しつつ描いた落書きを投下(娘がコマ母さん描いてる横で)。
銀髪長髪にケモミミっていいよねえ~~~。 エンマ大王の教育係ぬらりひょんの図(色塗るのは力尽きた)。
参考文献(笑)として、このBL漫画を紹介しておきます。
(あらすじ)
父の死後、10歳にして久世子爵家当主の座を継ぐことになった暁人。家令兼教育係は、父の遺言で全権を委ねられた桂木だ。久世の分家筋の出身で、父の信頼厚かった桂木は、社交界でも一目置かれる美貌のやり手だが、実は特権階級へは批判的。しかも暁人には冷たいほど厳しくて…!?
あらすじを読んで、わかる人には、私の言いたいこと伝わったでしょうか。日高ショーコ先生、ファンなんです。しっかりしたストーリーのある長編BLを描かれる先生で、絵もすっきりとしてて好き。肌色シーンも控えめで、BL初心者さんにもお勧めですよ。
妖怪ウォッチを見て、この漫画思い出すって、私の脳も相当・・以下略。