ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

コウノドリ13巻

 『コウノドリ13巻』発売おめでとうございます~。ぱちぱち。

コウノドリ(13) (モーニング KC)

コウノドリ(13) (モーニング KC)

 

 仕事終わりに早速購入。 なんだか、少し久しぶりな感じ。

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 桜の開花宣言と同時に、桜舞う表紙でサクラ先生が我が家にきましたよ。裏表紙にも桜が。春ですねえ~。

 帯の「命の誕生は何度見てもきれいだ」 うん、そうだね。

そして、表紙のサクラ先生もきれいだ!

 まぶしすぎるぞ、40手前産科医!!

 巻を追うごとに、ますます若返って色気を増していくサクラ先生。いい恋してるんでしょ?え?違うの?(←お約束w)

 

 久しぶりの単行本は、『逆子』『腎盂腎炎』『子宮頸がん(前編)』と豪華な三本立てです。新キャラクターもついに登場です。

 

 以下、感想。

 (ネタバレあるので未読の方は注意してください)

 

逆子

 12巻で、救急科に転科してしまった下屋先生の代わりに、新しい女医の倉崎先生が颯爽と登場。久しぶりの新キャラですね。

 ペルソナ院長、次から次へと新しい医師を補充する、その人事能力、うちの病院にも分けて欲しい(常に医師不足で)。

 倉崎先生は、10年前の学生時代に、サクラ先生、四宮先生、小松さんと一緒に働いたことがあるという設定で登場。まだ笑顔があった頃の四宮先生を知る貴重な人物です。過去の二人を知る女か・・・(意味深)。

 結婚して、離婚してから出産し、シングルマザーとしてペルソナで働きだします。なんと産後6週(子供は早産でNICU)で復帰。

 先輩女医さんの中には、「産後8週で復帰した」など、ざらに聞いてましたが、流石に6週は早い!!仕事しながら、当直室で母乳を絞り、NICUに届ける姿・・・同じママ女医として泣けてきます。

 ちなみに私は、産後6か月で復帰。これくらいが普通でしょうかね。一般の女性よりは女医は復帰が早い傾向があると思います(医師は常に人手足りないので)。

 サクラ先生じゃないけど、無理しないで。。。と思ってしまいました。

 

 そして、話は逆子の詳しい解説に。

 ゴロー先生のジェスチャー付きの解説わかりやすいですよ。逆子について知りたい方は是非読むべし!

 その詳しい説明を、後ろで聞いてる看護師サオリちゃんの「外来終わらないぞ・・・」がリアルで。凄く丁寧で診察の長い先生についてる看護師さんって、きっとこう思ってるんだろうなあと想像。 

 私、診察は、丁寧かつスピーディを心がけてます(そうしないと沢山の患者さん診れず、どんどん待ち時間が長くなっちゃうんです)。

 

 下屋先生いなくなった今、サクラ先生とペアを組むのが倉崎先生。ゴロー先生は引き続き、四宮先生のツンツンツンツン(たま~にデレ)指導を受けている様子。

 サクラ先生の患者さんに対する接し方を見て、同じように患者さんに接する倉崎先生。診察や患者さんへの説明の言い回しって、どうしても師匠に似てきちゃうんですよ。倉崎先生は、ステキな師匠に恵まれて、いい先生に成長しそうですね。

 

 この逆子編の、一番の注目どころは、オペ後のロッカー室での男性陣のお着替え! ←ソコ!w

 ゴロー先生は脱いでるのに、ガードが堅いぞ、サクラ先生、四宮先生!

 鈴ノ木先生、そこ、もうちょっとサービスお願います(男性誌連載に対して、私は何を要求してるんだ・・・)。

 

腎盂腎炎

 いきなり、倉崎先生と元夫(子供が入院しているNICUで働く新生児医)のプチ修羅場「よりを戻さないか」から始まります。

 離婚の原因は・・・男性医師と職場の女性看護師との浮気←病院あるある過ぎる。

 ここだけの話、医師と看護師の浮気なんて、どの病院でも転がってるネタです。もう、驚きもしませんよ、聞いてもふーんと。自分の夫も外科医なんで、いつ何時、誘惑に負けるか・・・今のところ据え膳も食わない感じ(というか、据え膳もないようですけど)でおとなしい様子です。

 ま、浮気されたら、即、子供連れて離婚する!って言ってますから、私。

 妻が、仕事と家事、育児で家でガンバってる間に不倫?そんな不誠実な男は、ほんと勘弁してください!!!!愛想をつかす倉崎先生の気持ちわかりすぎる。

 

 と、ここから、倉崎先生、そして、この話の最大の見せ場、サクラ先生と、四宮先生の過去編(研修医編)に突入します。

 10年前の研修医時代へタイムスリップ。ついに語られる、三人の過去とはいかに!

 題して

 『点滴(ルート)がつなぐ3人の絆編』の始まり。

 サクラ先生と四宮先生が研修する病院に、実習生として医学部6年生の倉崎先生がやってきます(すごいカッコしてきますよ、是非単行本で確認を。倉崎先生って、そうだたのか)。

 

 とにかく、研修医時代のサクラ先生と四宮先生が可愛い、可愛すぎる。そして、このころからポヤングを食べ、ジャムパンと牛乳を飲んでいる二人。研修医時代、すでに「サクラ」呼びなんですね。

 倉崎先生の好物は・・・じゃがりこと判明。

 倉崎先生は、学生時代マニアな趣味で友達がおらず、点滴の針を刺す練習が友達とできなかったため、先輩の二人に練習させてくれないかとお願いします。

 

 あ~学生時代から研修医時代、やりましたねこれ。友達同士や、同期で針を刺す練習。「友達同士でキャッキャ」言いながら、サクラ&四宮先生も練習したのだろうか。

 

「やさしく入れてくれサクラ・・・」 「いれるよ四宮」

 

 ・・・・・・安心してください、ルートの練習ですよ。

 

 友達のいない倉崎先生のために、優しい四宮先生が練習台になろうといってくれます。

 「そして24Gの細い針なら」といったところ、倉崎先生「18G」でと。鬼か!

 

 ここで、ちょっと解説。注射針は「G」で太さが決まっていて、数が大きいほど細い針になります。こんな感じ↓

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  Gごとに色分けされているので、18Gを使うときは「ピンク針持ってきて!」と、普段は色で言うことが多いです。

 18Gは、輸血などのちょっとドロッとした液体を入れる時や、急速に輸液したい時等に使います。採血する時は20~21Gくらい、24Gは筋肉注射などと、使う目的によって使用する針の太さを変えています。

 もちろん、太いほど痛い。

 

 ということで、18Gでお願いされた四宮先生はキレちゃったわけです。

 

 解説終わり。

 

 サクラ先生と四宮先生、どっちが倉崎先生の練習台(針刺される方)になるか、じゃんけんで決めることになり。。。

 その結果は・・・・四宮先生の負け、受け決定です!

 (え?どっちが攻めで、どっちが受けか決めるジャンケンじゃないの?)

 

 まあ、こういう風に、誰でも最初は、注射も処置も下手ですが、経験を積んで上手になっていきます。どんな事でも、こなす分だけ上手になるのは、どこの仕事の世界でも一緒ですね。

 

 あ、腎盂腎炎の解説もしっかりかかれています。倉崎先生が小松さんの体を使って丁寧に説明してくれてますよー。ほう、小松さんは背中が弱いのね、とw。

  

 このお話の中では、赤ちゃんを母親に預け、産科医として一人前になるためのキャリアを積もうとする倉崎先生、かなり無理してるようにみえます。

 サクラ先生も、言い方はきついけど四宮先生も心配している。

 仕事としてのキャリアと、母親としての自分。独身だったり、男性医師でバリバリ働いている人に後れを取るまいとすると、どうしてもどこかにしわ寄せがくる。そしてそのしわ寄せが一番来るのは家族。

 「チームだから一人で無理はするな」サクラ先生の言葉。。。自分の心にもずっしり来ました。こういう言葉、鈴ノ木先生どこから考えてるの?すごい。

 自分が結婚して、医局を離れるときに、先輩達が「仕事もだけど、家族も大事に無理するなよ」って、言ってくれたのを思い出して、読んでて涙あふれて。

 

 無理して、燃え尽きたら元も子もない。自分の体と心に余裕がなかったら、患者さんにも優しくできない。家族も大事。仕事も大事。幸い理解してくれる仲間もいる。

 自分のできる範囲で、出来ることを細く長くやっていけばいいんだ・・・と、言い聞かせてます。

 

子宮頚がん(前編)

 この子宮頸がん編は、後編に続き、つい最近週刊誌の方でシリーズが終わったばかり。すごくすごく、いいお話なので、是非通して読んでもらいたいシリーズです。

 

 197〇年の春(これが私の産まれた年と同じで、サクラ先生は同い年と判明)の出来事から。桜吹雪の中、立ち尽くす一人の美しい妊婦さん=サクラ先生の母幸子さんが登場します。

 サクラ先生の母、幸子さんはシングルで妊娠中に子宮頸がんと診断を受け、自分の命より、子供の命を優先して、産んでから治療を開始することを決心します。

 そして、サクラ先生が育った養護施設のケイコママのところに立ち寄るように。サクラ先生がケイコママの施設に入ったのは偶然ではなく、必然だったのですね。

 ドラマでもあったように「男の子でも、女の子でも名前はサクラ・・・」と名前の由来も判明。桜の季節に産まれたのではなく、桜の季節に妊娠中だったということは、サクラ先生の誕生日は夏か秋ごろか(誕生日が知りたい)。

 少しづつ明かされる、サクラの母の事、ケイコママの事、サクラの過去。

 ケイコママの口から聞かされた、母サチコの想い。それを受けて、幼いサクラは

「オレ医者になる、でもピアニストにもなる」と将来の夢を語り、ベイビーが誕生します。その夢を、実現したサクラの頭をなでるケイコママ。

 この辺、ぼろ泣きです、私。どっちか一つでも大変なのにね。よく頑張ったね、サクラと。

 「私医者になる、でも腐女子にもなる」とは違うんですもん・・・ボソッ。

 

 それと同時に、妊婦健診で子宮頸がんが見つかった妊婦市川さんが登場。サクラの過去の出来事と、妊娠中に母と同じ病気になった妊婦さんの出来事が重なるようにお話が進んでいきます。この演出がほんとに神がかっていて。。鈴ノ木先生やっぱり天才か!と、私的には感じました。

 もちろん、いつものように子宮頸がんの詳しい診断方法、治療方法にも触れられています。

 

 妙齢の女性の皆さん、子宮頸がん検診受けてますか?

 

 私、3年位さぼってるので、この話を読んで、そろそろ受けようかと思ってます。

 非妊娠時でも大変なのに、妊娠時の頸癌は、自分の命、赤ちゃんの命どちらか、下手するとどちらも奪いかねない病気。もっと下手すると、頸癌はHPVウイルスが原因と言われているので、相手に誤解されて離婚に発展することも。

 後編に出てきますが、HPVワクチンの事、検診の事、もっと世の中の人に知ってもらいたい。子宮頸がんは唯一といってもいいくらい、予防できる癌。予防できる病気は早いうちに摘み取っておいてほしい。

 だから、できるだけ多くの人に、この子宮頸がん編は読んでもらいたい、と願います。

コウノドリドラマスペシャルで是非是非取り上げてほしいなあ、コウノドリドラマ続編まだですか?)。

 

 

 

 さてさて、妊娠中に頸癌と診断された市川さんはどうなってしまうのか?待て!14巻!!

 

 14巻発売は6月だそうです。

 

 そして、明後日にはドラマコウノドリのブルーレイ&DVD発売日。私は、ばっちり密林さんにお願いしてありますよ。早く届け~

コウノドリ Blu-ray BOX

コウノドリ Blu-ray BOX

 

  【特典映像】
スペシャルメイキング
・インタビュー集
・制作発表
・現場直撃! メインキャストが語る撮影秘話
・クランクアップ集
・BABY ピアノ演奏集 スペシャルロングver.
・ミュージシャン・大森太助「つわり」
・SPOT集

 この特典映像の「つわり」が聴けることと、BABYのピアノ演奏集が楽しみすぎるっ。

 

 いつもの落書き・・・・間に合わなかった。描けたら後日UPしますね。