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ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

「コウノドリ」14巻

 鈴ノ木先生、『コウノドリ』第40回講談社漫画賞受賞おめでとうございます!!

 

 本日、「コウノドリ」14巻発売日ということで、早速感想書きますね。

 

 

 以下、未読の方はネタバレ注意!!

 

 

コウノドリ(14) (モーニング KC)

コウノドリ(14) (モーニング KC)

 

  今までコウノドリは、単行本と、Kindleなどの電子版の発売日にずれがあったんですが、14巻からは紙の本と電子書籍が同日発売になり、電子派の方も発売日に一緒に読めるようになりましたね。

 今回の表紙でも、美しいサクラ先生。大きな手に抱かれた赤ちゃんが羨ましいですー(←本音漏れるw)。

 

 14巻は、13巻に引き続いての『子宮頸がん(後編)』と、『身長差』、『時間外受診』の3本立てです。

子宮頸癌(後編)

 子宮頸癌編は、コウノドリの数あるお話しの中でも屈指の名作だと、私は思ってます。なにより、昨今、学会でも話題の「子宮頸がんワクチン」についてちゃんと書かれていることに感心しました。

 医療者目線で見ると、がんが予防できるならワクチンを接種すべきって思う。ただ、ひとりの母親の立場に立ってみると、ケイコママの言うように「もしワクチンの副作用で子供に異常が出たら・・・」て、躊躇する気持ちもわかる。

 

 でもね、医療の現場に身を置いてる自分は、

 

どんな治療にも、薬にも一定のリスクはある。

副作用のない薬なんてない。

 

 って、わかってるんです。

 

 ワクチン打った人に副作用(その副作用も今のところワクチンが原因とはまだはっきりわかってない段階です)が出る確率 VS 予防接種したことで癌にかからずに済む確率を両天秤にかけて、自分で選ばなくちゃいけない。

 予防接種しなかったら、毎年こまめに子宮がん検診を娘に受けさせる・・・くらいの覚悟はいるよねと。そして、ワクチンも100%ではなく、ワクチンを接種してても確率が下がるだけでかかることはあるから、やっぱり検診は受けた方がいい。

 子宮頸がんは、子宮全摘術になってもう子供を望めないかもしれないし、それこそ命を落とすかもしれない。自分の娘がもし若いときに頸癌になったらって思うと、確率が少しでも減らせるなら、私はやっぱり受けさせたいなって思ってます。

 (産まれてこの方、ありとあらゆる予防接種は受けさせてきて、はしかも軽く済みましたし)

 

 今回登場する妊婦さんは、子供を28週で産むか、32週で産むかの選択を迫られて、サクラ先生は自分の母親を子宮頸がんで亡くしている事もあり「28週」を提案、四宮先生は赤ちゃんの事を考えて「32週」を選択。

 子供と母親、どちらの命を優先するか。

 母親自身はやっぱり子供だろうし、父親は母親を優先する。それでいいと私も思いました。

 どっちを選んでも、不幸な結果になったら嫌だし、どっちを選んでもいい結果になったらいい…医療はなんだかんだ言って、四宮先生の言うように結局は結果なんですよね。どっちに転ぶかなんて、先の事はどんなに医学が発達しても100%わかることはない。

 

 「先生、絶対助かりますよね?」

 

 と聞かれたサクラ先生のセリフが「・・・・・・」だったところが妙にリアルでした。

 私たちには絶対はないから、精一杯言えるのは「出来る限り、全力を尽くします」てことくらいでしょうか。

 

 市川さん夫婦が二人で納得して出した答え「28週で出産する」。

 無事に出産できて、母親も助かり、ご夫婦も、そして何より担当医だったサクラ先生の笑顔が眩しかった子宮頸がん編。

 

 号泣必死です!! 是非是非、多くの方に読んでいただきたいな。

 

身長差

 このお話の注目点は、助産師小松さんの水着姿でしょうか。モーニングは一応男性誌なんだから、鈴ノ木先生、もうちょっとですね、色っぽい水着をですね。。。(ごにょ、、て、それはないか・・)そして、小松さんの身長が148センチだったことや、小松さんの出生体重が3700gだったことなど、小松さんファンには嬉しいパーソナルデータが発表されました。

 コウノドリキャラ、サクラ先生や小松さん以外、私生活が謎の人ばっかりですからねえ。少しは、年齢、身長、体重、家族構成、血液型、趣味くらい明らかにしてほしいものです

 特に四宮先生とか、四宮先生とか・・・・・以下10回くらい続く。

 

 と、話が脱線しました、スイマセン。

 

 まあ、アラフォー女子の水着姿としてはあれでいいのかもしれない。自分なんて、沖縄とか行ってもほぼ肌だしてないからなあw。出すと夫に「その年でやめとけ」っていわれますので。。。

 と、水着の話はこれくらいにして。

 小松さんらしく、妊婦さんのよくあるトラブルについて細かく説明してくれてます。

 

 自分が1〇年以上前の学生の時の講義で聞いた「児頭骨盤不均衡」って、今ではあまり使われないんですね。数年たてば医学の常識も変わるし、他科の知識なんてほとんどなくなるから、「コウノドリ」を読んで、「ほ~そうなのか」と思った次第です。

 

 このお話に出てくる夫婦の旦那さんののんき具合が可愛くて、ほのぼのするお話でした。

 

時間外受診

 大学からバイトの当直の先生がきたー!と思ったら、ゴロー先生の指導係のかわりでした。ここで邪推する私・・・大学からバイト呼んで、フリーになった上級医のサクラ先生と四宮先生は、二人で何してるんだ!と。いけない、ここで変な妄想をしてはいけない。きっと、サクラ先生はベイビーになってピアノ弾いてるんだし、四宮先生は翌日は当直なので家で休んでるに違いない。決して二人でどっかにいるなんてことはないと・・・・でも、万が一ってこともあるし・・・・以下自粛。

 

 本題に戻ります。

 

 夜間、次々に来られる患者さん。シャワーに入ろうとしたら呼ばれる、ご飯食べようとしたら呼ばれる、うーん、あるある!!

 ゴロー先生、頑張れ。コウノドリ初のヌードがゴローちゃんとは思わなかったけどねw。泣きたい気持ちわかるよ。風呂入らず、次の日も仕事なんて研修医の頃はフツーだったよ。20代女子としてそれはどうかと、自問自答してた当時。

 当直明け、同志と思ってた看護師さん達は夜勤明けで消えていき、医師はそのまま通常勤務・・・・これホントどうにかしてほしい。

 夜間救急外来やってる病院くらい、当直医の翌日勤務はやめさせて。頭半分くらいしか働いてない医師に診てもらうより、よく寝て頭すっきりした医師に診てもらいたくないのかな、ってつくづく思います。

 

 ゴロー先生の翌日の当直は四宮先生。どこかみんなも安心顔。コメディカルスタッフにとっては、どの先生が当直医かってだけで、気構えが違うのとかも結構あるあるじゃないでしょうか。ナースステーションで聞こえる「あ~今日はあの先生が当直か~よかった」ての、こっそり聞こえてますよん。

 さすがのベテラン四宮先生も、その日の当直は分娩ラッシュ。足りない医療資源をどうやって使うか必死です。

 うちの病院の病棟も今満床で、外来から「入院させたいんだけど~」て電話が入ると、今日もてんやわんやで部屋のやりくり。病状の安定した患者さんに予定早めて退院してもらったりして調整します。「急に退院って言われた」って怒るのではなく「退院できる状態だから退院できたんだ」って思ってもらえると嬉しいですね(さすがに、退院が無理そうな患者さんには声かけませんので)。

 

 忙しすぎて、四宮先生&小松さんも困ってたところに、救急科に転科した下屋先生が登場(ますます可愛くなってる!って思ったの私だけじゃないですよね)。マタ旅で破水した飛び込み妊婦さんのカイザーを手伝ってくれます。下屋先生も成長したなあ。四宮先生も、もうちょっとわかりやすくほめてあげたらいいのに(ま、あのわかりにくさが四宮流か)。

 そして最後に、、、、、、四宮先生のベッドシーンが!!

 (あれは、誰が何と言おうとベッドシーンでしょ)

 

 鈴ノ木先生~~~私にとって最大のサービスをありがとうございます、ありがとうございます(2度言おう)

 

 高級イチゴジャムパンのように甘い気持ちになりました。

 ほんと、私にとっても「美味いな、これ・・・」です。間違いないっ。

 

 このページ見ながら、コウノドリのキャラでどれになりたい?って言われたらベッドの隣に置いてある四宮先生のメガネになりたい…って思った私です。推しキャラのみるものすべてが目に入って、ときどきくいっと触ってもらえて、寝てる彼のベットの横に置いてもらえる・・そんなめがねに私はなりたい。