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ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

七五三に思う

ワーキングマザー

 今週末、秋晴れの中、無事に7歳の七五三参りを終えることができました。

 

 はじめての振袖、はじめてのお化粧でいつものお転婆娘もおしとやかに。三歳の時と違って、顔も少しお姉さんぽく成長した娘は、とても眩しく輝いて見えました。

 どんどん綺麗に(当社比)成長していく娘。反対に徐々に年を取っていく私。娘がうらやましいかというとそんなこともなく。自分の母も、自分をそういう目で育ててくれたんだろうなと思いながら、自分の今まで生きて来た月日の流れを思うだけでした。生きるということ=老化していくということで、これはどんなに医学が発達しても抗えないものですしね。世代交代して、リフレッシュしていくのがこの世の常。そして、これから大きくなっていく子供たちの世界が、よりよい未来になっていってくれることを一人の親としては願ってやみません。

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(後姿をパシャリ。最近の振袖は華やかで可愛い♡)

 

 生後半年で娘を保育園に預けて、両実家の助けもほとんど借りずフルタイムで働き続けることができたのも、あまり大きな病気をしなかった健康な娘と、忙しいながらも家事育児を一緒にやってくれる夫と、理解ある職場スタッフ(娘のお迎えに間に合う様に検査を早く組んでくれたり、手術の入室を早めてくれたり、当直を免除していただいたり)のおかげであり、もはや私ひとりの力ではなく、いろんな幸運が重なったからだと感じています。

 

 昨日、読ませていただいた、はてなブログのエントリーで紹介されていた野田聖子さんの講演内容にこんな話がありました。多くの皆さんに読んでいただきたい内容なのでご紹介させていただきます。

(引用)一緒に子どもを育てられたらなと特別養子縁組をしようと思ったが、共稼ぎで、母親が高齢であることを理由に斡旋団体に断られ落ち込んだ。ショックでした。日本の養子縁組は、親になる人への負担が重すぎる(専業主婦、主夫であるとか年齢制限とかそういうハードルが高い)。

  今の自分(アラフォーで共稼ぎ)は、もし娘を産めなかったら、養子縁組も断られる年齢なんだなと。今の不妊治療、45~50歳くらいまでは頑張られる方も多く、それでもできない場合に最終手段として、養子縁組しようとしたら、養子すら断られる年齢になってしまうということですよね。高齢母で、共稼ぎで子育てしてる家庭なんていくらでもあるのに。

 講演内容に、「自分は経済力があったから、中絶しなかった」という話もあり、私が仕事しながら(単身赴任で夫不在の時も)なんとかここまで子育てしてきたことは、認可園に入れなくても、認可外の保育園に預けられる、疲れたら家事代行サービスが頼めたり、外食に行ける、家事その他をアウトソーシングできる経済力がある分有利で、恵まれていたからできたことで、野田さんの言われるように、みんなが可能とは思っていません。ほんとは、どんな条件(仕事してるしてないにかかわらず)でも、子供を楽しく育てられる社会になるのが一番なのですが、まだまだ遠い先の話になりそうで、今は個々の努力によるところが大きすぎると感じています。

 娘が仕事をしながら子育てするくらいに成長した時、今より男女共に働きやすい、子育てしやすい社会にしていくにはどうするか、今の自分達が考えて道を作っていってあげなければいけないと、ある程度育った娘の背中を見て、その未来を思って考えた七五三でした。

 

 あ、最後に。

 お参りの後、写真を撮っていただいたい写真館の方に言いたい。娘を沢山可愛く写真撮っていただいてありがとう。おかげで、財布の中から諭吉さんが沢山羽ばたいていきました。可愛い娘の写真にデレたパパの財布を狙う商売が上手すぎるよ(褒めてます)。