ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

ネットでの医療情報

 週末恒例の晩酌をしながら(ビールが美味しい季節になりましたね~)、ネットサーフィンしていて、こんな記事が目に留まりました。

 


 この記事を見てから、はじめてサイトを見てみたんですが、とても医師5000人が参画してるとは思えない内容に思えました。特にTOPページのヘッダーの「Webで医療相談!」というコーナー。よく読んでみると「歯科関連」か「皮膚関連」のQ&Aしか載ってない。あんなに各科の医師の名前が「医師一覧」に載っているのに。きっと、質問は来てるのに、回答するドクターが捕まらないのではと勝手に推測しています。

 ネットでの医療相談の難しさについては、以前記事に書いてまして、私なら出来れば引き受けたくない案件の一つですから。

 知らないうちに自分の名前が登録されていると知ったドクターは、ほんとにびっくりしたと思います。幸い私は入ってなくてほっ(一応自分の名前検索してみた)。

 今は、病院のHPに行けば、そこで診察している医師の名前、経歴、専門分野、それこそ病院によっては顔写真まで載っています。来られる患者さんにとっては、事前にどんな先生なのかわかって安心なのかもしれませんが、一歩間違えば〇〇医師の監修と、顔写真付きで悪用されるかもしれないと、この記事を読んで少し怖くなりました。

 このサイトに名前が載っている医師も、病院の宣伝のつもりで監修はしてなくても名前だけのせてもらってる人も多そうな印象です。自分の知るDrも載ってましたので。しかし、記事が本当なら、開業医ならまだしも、病院単位で全員ってのはひどいんじゃないでしょうか。

 

 病院も患者さんが来られないと、潰れます。私が勤務する病院も私立の病院ですので、〇〇雑誌などからのオファ―が来ると、一記事いくらで病院の宣伝を載せてもらうこともあるようです(私はノータッチなのに「先生の事も書いておいてもらいましたから」とか・・・おい、事務長!!)。手術件数ランキングは具体的な数字が出るからまだいいものの「〇〇の名医」とかの雑誌に載っている医師や病院も半分宣伝だったりするんです。同業者が見ると「なぜあの病院が?」と思うことも無きにしも非ず。

 

 少し前のWELQ問題から、こういう話題が次々と出るのはネットで医学的な事が検索されやすく、PVが稼ぎやすい(=儲かる)からかなと思います。

 営利を目的としてない公式な学会のHPもある中、これらのサイトが検索上位に来るのが一番の問題なのでしょうけどね。

 一番簡単に見ただけで嘘くさいなと思うのは「〇〇すれば、〇〇が治る」とかいうもの。

 医学に絶対はないですからね~。「〇〇すれば→〇〇」なんて単純なものはないと思っていれば、少しはあやしいサイトに行かなくて済むのではないでしょうか。

 

 ネットでの医療情報収集の際には、森戸やすみ先生がかかれた以下の記事も参考にしてくださいね。

  同業者が言うのもなんですが、たとえ医師の監修がしてあったとしても、正しいといえないものもあるのは否めません。また、医学も日進月歩で10年前の常識と今の常識は違います。ネット社会になってもう10年以上。いつ書かれた記事なのかも閲覧のさいには一考の余地があると思いますよ。

 

 は~晩酌しながら割と真面目な記事を書いていたら酔いが回ってきました。

 

 実は今日は、お昼間にCSのTBSチャンネルで「コウノドリ」ドラマ全話一挙放送があったので、ついつい見てしまいました。医療ドラマにも「これはトンデモ~」というものが多い中、「コウノドリ」はしっかり医療監修されたツッコミどころの少ない真面目ないいドラマだったと思ってます。一挙に見たら、涙が枯れそうになったので晩酌してるというわけ←え?いつも飲んでるって?いやいや、いつもより飲んでます。

 なんだか、ネット上ではちらほらと「続編作成中」の噂が・・・。

 

 噂が本当になる事祈ってますよ!来たれ、コウノドリ二期!!

 

 酔った勢いで自分の願望を書いてしまうのは悪い癖・・・でも、これが私らしい記事ってことで。とりあえず、この医療記事(なのか?)については、わたくし、医師のmiiが自分の言葉で自分で監修して書いてます。