ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

ドラマ2期「コウノドリ」第2話感想

 学会出張の為、ホテルの部屋で視聴したドラマ2話。

 まるまる「子宮頸がん編」でしたね。

 

 原作では13巻に前編、14巻に後編が収録されている子宮頸がん編。

 過去の原作の感想記事で、この話を読んで思った事については触れているので、ご興味がある方はそちらの記事を読んで下さい。

 展開は違うものの、原作の大事なところはすべてドラマに詰め込まれていました。

 個人的には、原作の展開も凄く、凄ーーーーく素敵なので、全力でお勧めします。ケイコママとサクラのピアノセッション、幼いサクラが産科とピアニストになることを決意したシーンなど、ドラマを見た後で読んでも胸が熱くなると思います。

 

 久保さん夫婦の、赤ちゃんか、お母さんの命かの選択を迫られるシーン。夫は奥さんを、母親は赤ちゃんを優先したい気持ち、夫婦それぞれの思いが良く伝わってきました。妊娠、出産がメインの話だと、女性(母親)から目線が多くなりそうなところを、父親を当事者として両方描いているのがコウノドリのいいところだと私は思います。

 

 実際は、ドラマのように「運がよく」行くことばかりじゃないです。四宮先生とサクラ先生が治療方針の違いで対決するのも、分かる。子供を診る新生児科の立場と、母親を診る産科医の立場の違いで対決するのもわかる。最善を尽くしても、最良の結果が得られるわけではないことも医療にはあるから、話し合っても答えは最終的には出ないでしょう。32週まで待っても、癌は進行しない可能性もあるし、28週でも癌が進行してしまってる可能性もある。32週でも赤ちゃんに障害がないとは限らない。

 それでも、今できる最善の事をしたい。サクラ先生は、自身の母親が自分を妊娠中に癌にかかって、自分を産んでから亡くなっているから(原作では同じ子宮頸がんで、ドラマ1期では乳がんの設定で)、少しでも母親が生き残って子供も育てられるという可能性にかけたかったんだと思う。

 

 結果的には、それがすべて上手く行ってほんとによかった。

 

 四宮先生が、サクラ先生に

「母親の手で子供を育てさせてあげたいお前の思いがかなってよかったな」ってセリフがありました。

  四宮先生、サクラ先生の思いをわかってのカンファレンスでの対決だったんですね(ということで、あれは分かり合ってる二人の痴話げんかみたいなもので、本気のバトルじゃないです。真ん中でぽかんと見守る今橋先生のどうしよう・・みたいな顔が可愛かった。下屋先生、白川先生にも意見をちゃんと聞いているところに四宮先生の成長を感じます)。 

 

 検査結果が出た後のご夫婦の笑顔に涙し、サクラ先生と四宮先生が見つめ合ってお互い微笑む(ん?私にはそう見えたよ。時間差はあったけどさ)シーンに悶えすぎて泣いた、素敵な終わり方でしたね。

 

 うーん、いい終わり方だわーと思ってたら、最後のシーンで

「佐野さんーーーーー!!!ちょっとまってえええええええーーー!!」と叫んでしまった。予告で救急科の加瀬先生が処置しているのを見て、どうなるコレ!と。3話も緊迫した展開になりそうです。無痛分娩編とどう絡めて来るのか期待大です。

 

 思うに、あの場所ペルソナ病院の屋上ですよね。うちの病院もそうなんですが、患者さんの自殺防止に、基本屋上は施錠してあるハズなんですが。ま、そこはドラマということで余りツッコミ入れないようにしておきましょう。

 

 ここからは、細かい感想をつらつら書きますね。

 

 子宮頸がんワクチンの話がありましたね。副作用の心配をする母親の気持ち、癌のリスクが減らせるなら接種させたい医師の気持ち、双方の気持ちを四宮VS小松さんで表していて、そこは原作通り上手く着地させているなと思います。個人的には、私は母親でもありますが、医師でもあるので、四宮先生の意見に賛成です。

 小松さんに増えたアレ・・・・他人ごとじゃないいいいい(涙)。

 

 最初のベイビーの演奏シーンで「ある人の事」を想って弾いたというサクラ先生のシーンの後で、すぐに四宮先生の診察場面に・・・・え?あるひとって四宮??って、思った人は手を挙げましょう。(とりあえず、自分挙手)

 

 そしてついにきました~~~。

 

 四宮先生の私服~~~~~~~!!!!!!

 ドラマありがとう。そして、謎の妊婦さんを見つけて、手を挙げる四宮先生可愛い。「離婚しました」という意味深なセリフ(まあ原作読んでれば正体はわかっておりますが)をいう女性。まだまだ謎のままの様です。どこまで引っ張るのかなあ。

 2期は四宮先生のセリフが大分多くなりましたし、デレも多くなりました。それでも、やっぱり窓の外からの「のぞき見」は2話も健在でしたね(毎回お約束のようにある)。

 

 1期より白川先生が大分頼もしくなっているの分かります。四宮先生にカンファ後に足を踏まれてた白川先生も、今やカンファレンスで意見を求められるように。

 後ろにすわって、完全にモブ化してる、研修医ゴロー先生とは大違いです。そこの対比を楽しんでいます。ゴロー先生もこれから成長していくんでしょう、頑張って欲しい。

 

 産後の妊婦健診で、佐野さんがことごとくいう「大丈夫です!」のセリフ(でも顔は全然大丈夫そうじゃない)がリアルでした。原作では、18巻にこういうセリフを言うお母さんが出てきますので、上手くミックスされてます。仕事を頑張ってきたり、真面目なお母さんで、人に弱みを見せないタイプは自分で抱え込みすぎて反対に大丈夫じゃなさそうです。

 私が里帰り出産して、高校時代の地元の友達に「子供産まれたよー」ってメールしたら、同時期に出産した友人たちが実家に集まってくれました。地元の友達は子供2人目、3人目な上に保育士をしているプロ。「あんたみたいな今まで仕事で生きてきました!みたいなキャリアウーマンっぽい人は、心配だよ!」って来てくれて、抱っこひもとか、こういう時こうしてもいいよとか、育児の事色々教えてくれて。里帰りとはいえ、両親働いてて昼夜ほぼ一人で育児していた私にはありがたい味方だったなあ、きっとこういうこと心配してきてくれたんだなあと、ドラマ見ながら思いだしました(自分語りスイマセン)。

 ツイッターとかで流れてくる赤ちゃんを育ててるお母さんの、辛いって呟き見ると「ああもう、私が飛んで行って赤ちゃん世話したる!」って思うのは、自分が当時そうされてありがたかったのもあるんですよね。

 

 とにかく、来週の佐野さんは気になって仕方ありません。どうか無事でありますように。

 

 学会先なので絵が描けない・・・・(後日追記するかもしれません)。

 

  ということで、先週のモーニングのツーショットを貼り付けておこう。

 いつもサクラ先生1人なのに、ついに二人の表紙がきた~~~~~。しかも裏表紙は・・・。神様ありがとう!!

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