ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

ドラマ2期「コウノドリ」第6話感想

 ドラマも後半戦に入りました。

 下屋先生の転機となる第6話でしたね。 

 原作では12巻「転科編」の内容です。6話は、原作ほぼそのままのセリフと内容でした。大きく違うのは、サクラ先生が鼻から焼きそば出さなかったのと、甲状腺クリーゼの患者さんの赤ちゃんが助かったことくらいでしょうか(赤ちゃんだけでも助かってて良かったです)。

 

 原作で読んでわかってたとはいえ、母体死亡はつらい、辛すぎます。医師をやってる以上、助けられない命も、治せない病気もあるのはわかっていても実際起こるとなると医療者もつらい。

 白川先生が下屋先生に話していた「患者さんにあんまりのめりこむと何かあった時につらくなるぞ」と言うセリフ。

 患者さんとは一線を引いて接しようとする医師も多いです。プライベートで患者さんに会わないように病院から少し遠いところの家から通勤していたり。

 患者さんとの距離が近すぎると、冷静な判断ができなくなったり、悪い結果が起こった時に精神的なダメージが大きくなってしまう。自分の身内もできれば信頼できる他の先生にゆだねたいと思う。1期での四宮先生も、優しくしすぎたせいで、患者さんに禁煙を強く言えず、その結果母体死亡となり、それをずっと後悔し、そして患者さんとは一線を画して笑わない医師になっていました。

 下屋先生のように、予期せぬ稀な重症例にあったった時、通常の診療でも、ついその疾患の可能性が浮かんで、やりすぎるくらい検査をしてしまうというのは身に覚えがあり、四宮先生の「患者の心配をするふりをして、自分の患者の死をのりこえたいんじゃないのか」という言葉にドキッとしてしまいました。でも、一度そういう症例にあたると、どうしても万が一っていうのを考えてしまうんですよね。経験を積むと、少しづつ「これくらいならまだ大丈夫かな」ってわかっては来るんですが、絶対はないから悩ましいです。

 

 悪かった結果を乗り越える事なんてできない…本当にその通りで、忘れる事なんてできないし、それを抱えて次の診療に向かっていくしかない。いいとこも悪いことも毎日ある。

 治らない患者さんのつらい顔、良くなった患者さんの笑顔も毎日見ている。それが日常で当たり前になっていて感情がなくなりそうな時、時々ハッとすることを言ってくれる患者さんがいたりして、この仕事をしていてよかったなって思うこともあります。

 今週、こんなことがありました(自分語りすいません)。

 夏休み中に私が手術をした高校生の女の子が外来に診察に来て「昨日修学旅行に行ってきました」と、お土産と手紙をくれました。「先生のおかげで〇〇の心配せず、長旅を楽しめました、ありがとうございます」って。それを読んで外来でちょっと泣きそうになっちゃいました。私はそれが仕事で、お礼なんて言われなくてもよくなってくれればそれで満足ではあるんです。でも、こうやって時々「ああ、人の役に立ったんだなあ」て思えると、また次頑張ろうって単純な私は思っちゃうんですよ。辛いこともあったけど、いいこともあるなと。

 

 下屋先生の為に、救急科に送り出したサクラ先生。

 救命科は常に命と隣り合わせでキツイ科です。「患者一人亡くしたぐらいでなめんなよ」って、加瀬先生の言葉も重い。下屋先生はこれからどんどん成長していくんでしょう。ガンバレ、下屋~~~~。

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 (髪を切って吹っ切れた表情の下屋がとっても綺麗でした。白川先生、ゴロー先生も見とれちゃうよね)

 

 そして、倉崎先生がペルソナ産科のメンバーになった途端の、

 小松さん~~~~~~~~~~~~~~!!

 7話は、小松さんへの試練。原作では16巻の「子宮筋腫」編の内容が含まれるのでしょうか。子宮腺筋症、子宮筋腫、チョコレート嚢腫・・・あの腹痛は嚢腫の破裂なのかな?とか心配です。

 「お母さんになる人生とお母さんにならない人生、何が違うのかな」

 女性にとって重いテーマになりそうな予感がします。果たして、ジョージやサンドイッチマン伊達さんにそっくりな旦那さんは出るのか(予告見るとなさそうですが)、こちらも気になるところですね。

 

 そして、ここからはいつもの思ったことをつらつらと。

 

 四宮先生のジャムパン二個標準装備は健在。サクラ先生にも渡しません。でも、きっとお腹空かせたサクラ先生がかわいそうになって、半分やるよって食べかけをくれそうな気がします、2期の四宮先生。

 ゴロー先生が持ってきたジャムパンも「お前にジャムパンはまだ早い」って下屋先生から取り上げときながら、救急科に下屋を送り出すとき「甘ったれんな!」っていいつつ、さらに甘~い、ホイップクリーム入りのプレミアムジャムパンをあげちゃうんですから。甘いのはお前かよーーーーーって。言葉はきつくとも、愛はある。

 

  原作であった「私は絶対二人を超えますから」(下屋)、「百年早い、下屋のくせに」(四宮)と言うやり取りも好きなんですよね。1期では、食べかけのジャムパンを下屋にあげていたし、四宮先生なんだかんだとサクラ先生同様下屋を可愛い後輩と思ってそうです。

 

 同期の下屋と白川のやり取りがほんとに好きです。ゴローちゃん二人を見すぎですって。「あの二人怪しい」って思ってるのか、実は四宮先生がいうようにゴローは下屋先生を狙っているのか。まさかのヒロイン下屋を白川とゴローがとりあうなんて展開・・まあ、ないか、コウノドリだし。

 

 こはる産婦人科の先生、こういう顔の先生今まで10人以上見たことあるんじゃないかと思うほど、医師っぽい顔されてました。救急科の部長も、漫画の二次元の世界がそのまま3次元になったかのようにそっくり。イヤミな感じもそのまんまでした。きっと、1週間も持たない医師を沢山みてきたからのセリフかと思います。

 

 ベイビーのコンサートに行った下屋。えーと、あんなに近くで見たら流石にサクラ先生ってバレないかな?見ててひやひやしちゃったよー。そこで気づかない鈍感な下屋が好きだったりします。7話以降も救急で頑張る下屋が沢山みれるといいな。楽しみですね。