ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

映画「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」を見てきました

 公開初日の今日、娘と一緒に映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』

を見に行ってきました。予告PVはこちらです↓。フィンランド独立100周年を記念してフィンランドで制作された映画です。



 この映画の元になったのは、1978年~1982年にポーランドのアニメ再作会社で制作された全78話のパペットアニメーション。その中から原作小説『ムーミン谷の冬』のエピソードと『ムーミン谷の仲間たち』に入ってる「もみの木」のお話の部分を組み合わせ、ムーミンミックス6巻に入っている『おかしなお客さん』の一部のエピソードを入れて編集し直されたものです(パンフレットより)。

 ムーミンの冬にまつわるお話が盛りだくさん。

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 (パンフレットの表紙がキラキラしていて可愛いです)

 

 日本でも、1990年代に放送されていて、私は2003年に3000個限定で販売されたDVD-BOXを発売当時に購入して大切に持っています。

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 このBOX、78話すべてが入っていて、全編、岸田今日子さんがすべての役をされています。映画を見た後、久しぶりに開封して映画部分の元になったお話を見てみました。パペットアニメは原作者のトーベさんが監修に加わってらして、原作からの忠実さで言うと、アニメシリーズその他より一番原作に近いストーリーですし、今見ても人形や背景がムーミンの世界観にマッチしていてすごく素敵なんです。画質は古くても、見ごたえはある。

 

 平成版のアニメを見てるかたも、あ、あのエピソードだとすぐわかると思います。

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 (平成版の『楽しいムーミン一家』のDVD↑)

 アニメの中の沢山のタイトルの中から、冬の話を中心にまとめられたDVDがありまして、こちらもお勧め。冬になる前のスナフキンとの別れ~から春になった時に再開するまでが入っていて、二人の関係性にキューンとなること間違いなしです(個人的にほんとに超お勧め)。今回の映画とも同じエピソードが沢山入っていますよ。

 

 ついでにお勧めしておきますと、ムーミンの物語も絵も好きな方には、ムーミンミックス全14巻を是非読んでいただきたいです。最近沢山発売されてるムーミングッズのイラストは、このコミックスから選ばれてるものが多いんです。

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(私の本棚より↑。ちなみに全巻初版だった)

  うーん、こうしてみると、私結構ムーミンオタクですね。ガチの方にはかないませんが、足元くらいにはいる気がする。

 

 では、ここからは映画の感想です。ネタバレ注意!!。

 

 映画にする際に、40年前のパペットアニメの映像を高画質に耐えられるように処理して、編集しなおしたということだけあって、当時のものと比較すると格段に映像がくっきりと綺麗になっていました。オープニング映像は新しく作られたアニメーション。日本のアニメとはまた違った優しい背景で、北欧の冬ってこんな感じなのかなと思わせてくれます。あと、新しく作られたという音楽が映像とマッチしていて素敵なんです。なんとプラハフィルハーモニー管弦楽団が演奏されているという豪華さ。特に、めそめそ君がオオカミに襲われている場面の音楽は、横で見ていた娘が「怖いよー」というくらいの迫力がありました。

 サラ・オレインさんが歌われる主題歌(PV映像に流れてる曲です)は、これからのクリスマスの季節にぴったりの曲で、聞いてて心地よい声で、寝不足の私は気持ちよくなってうとうとしてしまいました(あ、映画の終わりでですよー)。

 

 モランが谷に下りてきて、冬が近づくムーミン谷からお話は始まります。冬はムーミンにとっては大好きなスナフキンとは別れの季節。いつもの橋でスナフキンと二人一緒に遊び、そろそろ旅に出るというスナフキンムーミンは「寂しい」と。そんなムーミンスナフキンは「太陽がでる春になったら帰ってくるから」と言って旅に出かけていきます。

 冬支度しつつもムーミンは「太陽でないかな」といつも気にしていて、そこをミイに「あんたはスナフキンのことばっかり考えてる」ってツッコまれてましたが、ずーっと最後まで、「太陽が見たい」「今回経験したことをスナフキンに話そう」と、スナフキンLOVEモードが通常営業でした。うーん、本国フィンランドでもこんな感じなのね、ムーミンムーミンの声は、宮沢りえさんが演じてらっしゃうのですが、階段をのぼったりするところの「あっ、はあ、はあ」とかの声が、凄く色っぽかったのが印象的でした。

 いつもは冬眠するのに、突然冬に起きてしまったムーミンと、起こされたパパとママ、そしてミイ。冬眠メンバーはみんな「クリスマス」の事を知りません。「クリスマスさんと言う人が来るらしい」と誤解し、その準備をするために、他の冬に起きてる住民に話を聞いて、せっせとクリスマスの準備を始めます。ですが、当然「クリスマスさん」という人はきません。ご馳走を作り、プレゼントを用意し、ツリーを作り、起きてるみんなをを呼んでパーティーし、最後は疲れて3人とも寝てしまう。結局クリスマスって何だったんだ?って言いながら。

 『家族や仲間とパーティしながら楽しく過ごす夜=クリスマス』を実はちゃんとやっていたんですけどね。そんなちょっと抜けたところもユーモアがあって面白いです。

 冬のムーミン谷の住人、おしゃまさんに、ヘムレンさん(=アニメではラッキさん)、オオカミの事を仲間だと思い込んでるめそめそ君。モランに氷姫に、フィリフヨンカさんにご先祖様。原作でもおなじみのキャラクターたちが沢山出てきて、私は大満足。空気が読めなくて嫌われがちなヘムレンさんが、オオカミに襲われためそめそ君を助けて、二人が仲良くなるところとか少しホロリとしました。ヘムレンさんにギャップ萌えですよ。

 一緒に見た娘も飽きることなく夢中で見ていて、終わったら「面白かったー」と。ムーミンが好きな方は勿論、家族で見るクリスマス映画としても、よい映画だと思います。

 

 映画を見た後、新居に置く新しいクリスマスツリーを買いに行って、早速娘と一緒に飾りつけました。

  ムーミンの映画のツリーみたいに、ってっぺんにバラが付けられたらよかったけれど、売ってないのでリボンで。クリスマスケーキも注文したし、我が家もムーミン一家のようにクリスマス支度始めましたよ。娘はサンタさんへの手紙も書いて、もう枕元に置いてあります。

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 今年のクリスマスも家族3人楽しく過ごせますように。