ヲタママ女医がいろいろ語ってみるか

普段はいたって普通のお医者さん、中身はオタク、一応ママ。少々腐ってます。

ドラマ2期「コウノドリ」第11話感想

 気が付いたら、今年もあと1週間ちょっと。コウノドリもついに最終話がきてしまいました。

 

 最終話は、15分拡大版です。見逃した方はこちらから↓(1週間限定です)


  盛りだくさんな最終回すぎて、何からまとめていいのか迷っちゃいますね。

 ぺルソナメンバーが、それぞれの行く道を決めた最終回。

 四宮先生は能登に帰って産科医をすること決め、白川先生は小児循環器を勉強するために大学病院へ、小松さんは母親をサポートする場所を作るためペルソナを出ることを決意し、下屋先生は救命科で修行、そしてゴローちゃんは産科医になる決意をした上に地域研修のため能登へ。ペルソナには、サクラ先生と今橋先生、新井先生、倉崎先生、真弓ちゃんが残り、今までの医療を続けていく。 

 「離れてたって、僕たちの目指す場所は一緒だ。」

 「僕はここに残って、それぞれの場所で頑張ってるみんなをつなげていく。」

 うんうん、最終回らしい綺麗な終わり方でした。

 

 でも、白川先生じゃないけれど、

 

 私は寂しいよ~~~。

 

 なんだかんだ一緒に働いてきた仲間がいなくなるのってね。入局したてに医局の隅で一緒に勉強してた同期はなんだかんだ大切な仲間だし、指導してくれた恩師は今でも恩師で尊敬してるし、それぞれが頑張ってる話聞くと、自分も頑張ろって思うし。同期で一番最初に医局出たのは自分なのに、こんな気分になってしましました。

 

  そして、最終回らしく綺麗に終わったな~、というのは分かる。わかるけど、四宮先生の今までのポリシー的には一人でどうやってあの能登での医療を続けていくのだろうか。

 やっぱり、一人医長というのはひとりの医師に負担がかかりすぎて、それを継続するのは難しいと思うのです。過去のつらい経験がある四宮先生だから、より怖かったはず。四宮先生には是非、今後も持続可能な一人の医師に負担がかかり過ぎない産科医療を能登で構築してほしいなと思ってしまう。

 さらに、せっかく、自分のパートナーとして育てた後輩医師が出て行ってしまう寂しさも今橋先生から感じてしまいました。頭をぶつけてまで、新井先生をペルソナに戻してくれた院長に感謝です。そうしないと今橋先生が倒れたら、ペルソナNICUが大変なことになってしまうから。高度で安全な医療には、やはりマンパワーが大事です。

 

 原作19巻の内容にもあった、小松さんの同期の武田さんに起った羊水塞栓症。あれは、手術中ですぐに麻酔科の先生が横にいて(ドラマの挿管も少し早く~と見てて思ってしまいました)、すぐに輸血が手に入って、救命もいて、それでようやく助かることができました。あれは奇跡が起こったのではなくて、それだけの医療がすぐさま提供できる状態にいた幸運もあったのが大きいです。

 感動のシーンでこんな現実的な事を考えてしまうのは、医療者の悪い癖ですね。ドラマ見てる時は「武田さん~~助かってよかったよおおおおおおお」って思ってたのに。

 

 それぞれの行先について語った後に、抱き合うサクラ先生と四宮先生と小松さん。

  「そっか、ペルソナが僕の家族なんだ」

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 孤児院で育ち、家族のいないサクラ先生にとっては、大学生時代からもう数えるのも嫌になるくらい一緒にいた四宮は兄弟のような家族のようなものなんでしょう。研修医時代から一緒に働いている小松さんも。そんな3人には、今後是非幸せになってもらいたい。小松さんには最後にロマンスの予感が、、そして遠距離になったサクラ先生と四宮先生の間には、ゴロー先生が間に入り、(三角関係勃発)波乱の予感。これ以降は、各自妄想しておきましょう、そうしましょう。

 

 10話で気になっていた高山さん夫婦のことも丁寧に描かれていました。きっと、不安で不安で仕方ない二人。現実は厳しいけれど、笑って過ごしている先輩もいる、旦那さんも少しづつ受け入れてくれて、二人で育てる決意をしてくれたのがほんとに良かったです。

 

 その時紹介されていた、「オランダへようこそ」。障がいのある子の子育てだけじゃない、「こんなはずじゃなかった」と言うすべての人に、通じる詩じゃないかと思います。

 この詩を聞きながら、たとえ子供に障がいがあろうとなかろうと、出産前に思い描いてたのと、子供が産まれてからの現実は、自分にとってはイタリアに行く準備をしてたら、アマゾンの真ん中に放り出されたって感じだった気がするなと考えていました。皆、そこから手探りでサバイバルしていく、その状態を受けいれて何とか生きる道を皆探している。サバイバルしていくときに荷物をできるだけ軽くしてくれる手助けがあれば、もっと色々楽になるのになあと。最初に持ってる荷物の重さ(=子供の性質)や、個人が持てる荷物の量(本人のキャパシティ)に応じて、それを軽くしてくれるような手助け、今の日本ではもっと必要なものではないでしょうか。

 

 あ~何かホントにいろいろ考えてしまって、いつもまとまりのない文章でスイマセン。何はともあれ、コウノドリ2期も、医療者として、母として、女性として、いろんなことを考えさせてくれて、楽しませてくれて、泣かせてくれて、萌えさせてくれて本当にありがとうございました。

 続編…さすがにないかな。薄ーくだけ期待しておきます。

 

 と、ここで終わりではなく、最後に盛りだくさんな11話で思ったことをつらつらと。

 

 倉橋先生の流暢な中国語がカッコイイ!!。しかし、どうやって話せるようになったのかが気になってしょうがありません。この謎、原作の方で解けるのでしょうか。まさか元カレが中国人とか。。。原作での伏線回収に期待します。

 

 真弓ちゃんが二児の母に。そして、たっくんが久々に登場。たっくんは、どうも主夫をしていらっしゃるらしい。そういう夫婦もあっていいですよね、奥さん働いて夢に向かう旦那さんが家を守る。前向きな真弓ちゃん可愛いです。

 

 学生時代の武田さんと、小松さん、若い。原作19巻では二人のがっつりした友情ももっとしっかり描かれていて大好きなお話です。ちなみに、院長が土下座で床に頭突きして傷作るお話は原作11巻に入っています。院長もカッコいんだよ。

 

 白川先生と下屋先生のお別れのシーンで、白川先生ついに告白か!と思ったのは私だけではありますまい。いい感じだと思うんだけどな~。

 

 四宮先生とサクラ先生の屋上での別れのシーンで、

 「ちゃんと野菜食べなきゃだめだよ」

「お前に言われたくない」

 そーだそーだ!!。

 その後、がっちり握手して見つめ合い・・・・時間長すぎませんか。ほんとは別れたくないのがなんとなく察知されました。

 サクラ先生に居酒屋に誘われて、荻島先生がいたときの「チッ」が、「なんだよ、二人きりじゃないのかよ・・」と言うふうに聞こえきがします(私の頭の中では)。

 四宮先生の事が気になるサクラ先生が、ゴロー先生を能登へ行かせちゃったんだよね。そこで先輩ジュニア君のあの笑顔がまた見れるとは、公式さんありがとう。

 

 サンタ姿のサクラ先生とケンちゃんに、ケイコママも登場してくれたり、なおと君とご両親、佐野さんの夫婦も二人で育児を頑張ってる様子が伝わってきて、なんか胸が熱くなりました。

 

 あ~~~やっぱり終わってしまうのが寂しいよお。

 

  そんな思いは私だけじゃないよね。そんなあなたには・・・

 

 ドラマは終わっても、原作はまだ続いてますからっ。ドラマを見終わってもサクラ先生や四宮先生、小松さん他みんなに会いたいよ~って方は、原作もハンカチもって是非。21巻まで発売中だよ↓

コウノドリ コミック 1-20巻セット

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  ドラマ2期のブルーレイも早速予約しちゃおうっと↓。

コウノドリ SEASON2 Blu-ray BOX

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  サントラを聞きながら、ドラマの場面を思い出すのもいいね↓。

TBS系 金曜ドラマ「コウノドリ」The Best Tracks

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  当方、アフェリエイトもやってないし、公式の回し者でもありません、そこにCOI(利益相反)はありません。純粋に個人的にお勧めしますよーーーー。

 沢山の人が読めば原作が続くし、原作が続いてドラマのDVDが売れればドラマの続編が作られるかもしれないし、微力ながら好きなものはとことん応援していく所存です。

 

 

 そして、ここまで拙いドラマ感想にお付き合いしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。